2021年01月22日

和邇学区 お店めぐり(パート2)

 新コーナー「和邇学区お店めぐりパート2」。年末年始で少し間が空きましたが今回ご紹介するのは和邇今宿の「西駒とうふ店」さんです。

『西駒とうふ店』
昔はどの町にも個人経営の豆腐店が2、3軒はあったものですが、時代とともにその数は減り続けています。和邇駐在所の向かいにある西駒とうふ店は、今やすっかり少なくなった「まちの豆腐屋さん」。2006年にJR小野駅近くで開店し、和邇に移転して5年になりました。
豆腐を作るのにつかわれる原材料は、大豆、水、にがり。素材がシンプルなだけに、作り方次第で味にさまざまな個性が出る食べものです。ここの豆腐の特徴は、大豆の甘みがきちんと感じられて、後味がすっきりしていること。スーパーの売り場には味の濃さを強調した豆腐も多く並ぶようになりましたが、西駒では食べ飽きない味に仕上げるよう気をつけています。

大豆はすべて滋賀県内で収穫されたものを使っています。その理由は、滋賀が良質の大豆がとれる産地であること。それから、地元の農業に元気でいてほしいという思いも込められています。農作物の加工と販売をつうじて、畑から食卓への橋渡しができればと店主は考えているのです。
対面販売の利点を生かして、調理法などのご提案をさせていただくこともよくあります。ときには逆にお客様から今まで思ってもみなかった食べ方を教えていただくことも。こうした会話が、仕事をするうえで何よりのエネルギー源になっています。お客様にも、作り手の顔が見えることで安心を感じていただけているのではないでしょうか。

日々の食卓に寄り添う身近な食べものである豆腐のように、地域に求め続けられる店でありたい。そんなことを思いながら、今日も朝早くから豆腐屋は働いています。

西駒とうふ店
住所・・大津市和邇今宿880-3
電話・・077-594-2292
営業時間・・10:00~18:30
定休日・・日曜と第3月曜 Facebookページあり
  


Posted by わにまちづくり協議会 at 10:41店舗紹介

2020年10月27日

和邇学区 お店めぐり(パート1)

 新コーナー「和邇学区お店めぐり」。和邇学区内のすてきなお店をご紹介していきます。今回ご紹介するのは和邇今宿の若狭直送天然魚専門店「魚石(うおいし)」さんです。

創業90年で、ご主人の上原石典さんは三代目。地元の方にはすっかりおなじみの鮮魚店ですね。
お店に入ってすぐに目を引くのは、鮮魚台にずらりと並ぶ旬の魚たち。お造りになってパックに盛られたもののほかに一匹そのまま売っている魚もあり、こちらはその場で捌いてもらえます。
どれも新鮮そのもので小浜で水揚げされたその日のうちに直送されてくるそうで、地元だけでなく市外、県外から訪れるお客さんがいるのも納得です。


反対側に目をやれば、毎日手作りされる種類豊富なお惣菜がずらりと棚に並び、こちらも食欲をそそります。もちろん鮎やごり(うろり)の佃煮、えび豆など琵琶湖の恵みも忘れていません。



最近はテイクアウトメニューにも力を入れていて、具材の入った器をレンタルして自宅で作る土瓶蒸し(要予約)は、上品な味わいがまさに料亭の味。たれで香ばしく焼き上げたうなぎ弁当(数量限定)とともに、ちょっと贅沢な「おうちご飯」が楽しめそうです。

多彩な品ぞろえの中で、一番のおすすめは?と聞くと「やっぱりお造りやな。天然の魚の、本当のおいしさを味わってほしい。」と上原さん。魚のことを話している時の顔がとても嬉しそうで、お魚へのあふれる愛情が印象的でした。

若狭直送天然魚専門店 魚石
住所・・大津市和邇今宿898
電話・・077-594-3311
営業時間・・10:00~18:00
定休日・・水曜と日曜  
ホームページ https://oishi-sakana.com/
  


Posted by わにまちづくり協議会 at 15:34店舗紹介